中国山地のほぼ中央、北は鳥取県に接した位置にある岡山県真庭市は、シャージー牛の放牧で有名な蒜山高原や、昔ながらの街並みが残る勝山など、自然に囲まれた穏やかな場所です。真庭市は、岡山市内よりも気温が低く、寒暖差が激しいという気候条件で、甘みの強いブドウが生まれます。また、「晴れの国」とも呼ばれる岡山県では降水量が少なく、日照時間が長いこともブドウ栽培に適した土地の条件がそろっています。

しげちゃん農園では、ブドウのほかにお米の栽培もおこなっています。
田植えを終えると、田んぼには何羽ものシラサギがやってきます。
シラサギは古くから“神の使い”と呼ばれ縁起の良い動物とされてきました。シラサギは、「幸運の前兆」を知らせてくれるといわれており、様々な運気が上昇している時に姿を現す、とも言われています。毎日シラサギが訪れるしげちゃん農園の幸運をおすそ分けできれば、という思いから農園名に「シラサギが運ぶブドウ」と付けました。

メロンやキウイ、バナナなどの果物は高級してから数日食べずに一定期間眠らせておく方が美味しくなる、と言われるのを聞いたことはありませんか？それは「追熟（ついじゅく）」によって、果実の中に蓄積されているでんぷんが糖へと酵素分解されることで甘味が増す現象です。ですがブドウは追熟しない果物です。そのため一番おいしく、甘い状態での出荷が必要な果物です。皆様のお手元に届くときが一番おいしい状態になるように、かわいがった“本当においしい”ブドウをお楽しみください。